ボトックス治療|宗前匠脳神経外科医院|北九州市戸畑区一枝の脳神経外科

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ボトックス治療

ボトックス治療|宗前匠脳神経外科医院|北九州市戸畑区一枝の脳神経外科

顔面けいれんに対するボトックス治療

片側の顔面が、いつの間にかピクピク痙攣する状態を片側顔面けいれんといいます。きっかけは精神的な緊張、例えば受付での応対や、司会の仕事、日常のストレスなどです。実際に脳の中で何が起こっているかというと、顔面を動かす指令を伝える顔面神経が、脳を栄養する動脈と強く接触し、その動脈の刺激が伝わることで顔面けいれんが誘発されます。脳の血管は、全身の血管と同様、歳をとればとるほど動脈硬化が進行してきます。具体的には動脈は硬くなり、あるいは蛇行して、より強く周囲の構造物を圧迫するようになります。ですから片側顔面けいれんは若い人にはあまり多くなく、好発年齢は中年以降といえます。程度によりますが、軽ければ内服治療により症状を緩和することは可能ですが、加齢とともに症状が進行する方も多いです。そうなった場合に、一時的にけいれんする顔面の筋肉にボツリヌス毒素を注射することにより、表情筋のけいれんを抑えるのがボトックス治療です。ボツリヌス菌そのものを使用するのではなく、その菌が産生する毒素のみを精製して注射しますので安全です。まず顔面のどこの筋肉にどのくらいの量を打つか患者様と相談し、初回の注射は少々弱めの量で注射を行います。効果は平均的に数か月程度で、薬の効果が切れてきますと顔面けいれんが再発してきます。ですから注射は1回で終わるのではなく、その人その人により繰り返し行わなければならないことが多いです。比較的若い方では、一生のうち何十回も注射をするのは大変ですから、開頭手術により顔面神経と脳血管の接触を解除するという選択肢も勧められます。